こんにちは. B4の新部です.
研究室環境の整備をしました
NCLでは, 研究において様々なシミュレーションや開発ができるよう, 比較的大きめの計算資源を抱えていたりいなかったりします. その中でも一番規模の大きいものが, Proxmoxクラスタ (プライベートクラウド環境) になります. このクラスタは物理マシン4台とNASで構成されており, 研究室内サービスの稼働や研究での計算に用いられています. EPYCやXEONなどを搭載したマシンで構成されているため, 物理的にも大きいです.
スペックは次の通りです.
CPU | RAM | Storage |
---|---|---|
Intel Xeon Gold 6326 | 256GB | NASをマウント |
AMD EPYC 7502P | 128GB | NASをマウント |
Intel Core i9 7980XE | 128GB | NASをマウント |
Intel Core i7 7800X | 48GB | NASをマウント |
昨年末から研究室内の環境を整理するため, 先輩方を中心にインフラを触れるメンバーで少しずつ整備してきました. クラスタの物理マシンも以前は場所を取って邪魔だったのですが, 現在はサーバーラックに収まっています. (スッキリ!)
ここで, 少し研究室内の紹介をしたいと思います.
サーバーラック神社
サーバーラックの余ったスペースに神棚を作りました. Noctuaの高級ファンがご神体です. ここに毎日拝むことで, 研究室環境の安全は守られています.
みんなの癒し スイッチくん
研究室には1台だけどこにも繋がっていないスイッチがいます. かわいいので研究活動中の癒しになっています. 大切にしましょう.
インフラの整備とドキュメントの整備について
せっかくインフラを整備しても, 引き継ぎをしそびれたりすると触れる人がいなくなり, ブラックボックス化してしまいます. そこで, 今回は研究室内にネットワーク構成や運用方針をまとめたドキュメントを作成しました. 長期に渡って管理しやすく, できるだけ多くの学生に活用してもらえるネットワークを構築することを目的としています.
さいごに
インフラ整備にはロマンがありますし, なるべく便利な環境に育てていきたいなと思うものです. 現在もProxmox上に研究室内Wikiを構築したり, self-hosted runnerやクラウドストレージサービスを立てたりしている途中です. こういった環境は個人所有できる設備ではないですし (一般の誤家庭でもない限り) , インフラに興味のある方は是非NCLを研究室選びの候補に入れていただければなと思います.
是非一緒に研究をしましょう!